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COLUMN

サッカーの言語化力を伸ばす振り返り方法|ミスの原因を自分で考えられるようになった事例

「試合の振り返りをさせても『集中していなかった』で終わってしまう」「同じミスを何度も繰り返す」。サッカーをしている子どもの保護者の方から、よくいただくご相談です。

ミスの原因を具体的に考えられない子は、次に何を変えればいいかが分からないため、同じミスを繰り返しやすくなります。原因を自分の言葉で説明する力(言語化力)は、練習で身につけることができます。

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この記事では、じりつLABOの受講生(中学3年生・小学6年生)の事例をもとに、言語化力が伸びた過程と、家庭でできる振り返りの方法を紹介します。



事例1:「言語化力」「逆算力」を自分の経験で説明できた中学3年生

じりつLABOでは、「言語化力」「習慣化力」「逆算力」などの力を軸に、子どもの成長を見ています。

ただし、こうした言葉は、意味を理解していなくても覚えることができます。面談で「言語化力を高めたいです」と言えても、中身を説明できないことは珍しくありません。

ある中学3年生の受講生は、面談を重ねるうちに、この3つの言葉の意味をほぼ自分の力で説明できるようになりました。

定義を暗記していたのではありません。「逆算力とは、こういうことだと思う」と、自分が目標を立てて失敗した経験を例に出しながら説明していました。

その後、この受講生は目標を立てるときに「今の立て方は逆算できていない」と、自分で気づけるようになっています。



事例2:ミスの原因を3段階まで掘り下げた小学6年生

じりつLABOでは、うまくいかなかったことについて「なぜ?」と繰り返し質問します。最初は、ほとんどの子が1段階目で止まります。

ある小学6年生の受講生は、次のように自分で原因を掘り下げました。

「宿題ができない → やる気がなかった → その日の宿題が多すぎて貯めてしまった」

3段階目まで考えたことで、「宿題を貯めない」「量が多い日は分けて取り組む」という、実際に行動できる対策が出てきました。この受講生は、コーチに聞かれる前に、自分で3段階目まで考えられるようになっています。



サッカーの振り返りで、原因を掘り下げることが大切な理由

サッカーでも同じことが言えます。

「今日のミスの原因は?」と聞かれて、「集中していなかった」で終わる選手は、「次は集中します」としか言えません。

「前半に走りすぎて、後半に足が止まった。ペース配分を間違えた」まで考えられる選手は、次の試合で何を変えるかが明確になっています。

この違いは才能ではなく、練習で身につくものです。ただし、1人で練習するのは難しく、振り返りが浅いときに「それで、なぜそうなったの?」と聞いてくれる人が必要です。



じりつLABOでの取り組み

じりつLABOでは、週1回のオンラインセッションで、子どもが考えを言葉にする機会をつくっています。あわせて週ごとのフィードバックを返し、月1回は保護者の方も交えて面談を行っています。

1回や2回で変わるものではありません。今回紹介した2人も、変化が見えるまでに半年ほどかかっています。ただ、一度身につくと、コーチがいない場面でも自分で振り返りができるようになります。


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