サイトロゴ WiRMSoccer

COLUMN

セレクションに受かった子と落ちた子の3年後|差をつけるのは何か

セレクションの合否は、その日の家庭に大きなインパクトを与えます。では、3年後にどうなっているのか。

この記事では、公表されているデータと、実際にその道を通った人間としての解釈を分けながら、この問いを整理します。



十二歳の選考は、通過点でしかない

この記事で書いていることを、お子さんの状況に当てはめて聞くこともできます。LINEでは代表の桂陸人が直接お答えしています。
LINEで質問を送ってみる →

まず、数字からです。

Jリーグ公式が公表した2019年の新人研修参加選手182名の内訳は、大学出身95人(52.2%)、Jクラブアカデミー出身56人(30.8%)、高校出身24人(13.2%)、その他7人(3.8%)でした。2019年時点のデータですが、半数以上が大学経由です。

もう一つ。JFAのトレセンは年度ごとに選考が行われる制度であって、一度落ちたら終わりの資格試験ではありません。今年の名簿は、来年の名簿ではない。

12歳で確定することは、構造上ほとんどありません。



受かった側にも、リスクがある

ここからは、自分の話です。

私は小学4年で本格的にサッカーを始め、広島高陽FCではチームで8番目の選手でした。8人制のスタメンぎりぎりです。そこから小6でサンフレッチェ広島ジュニアユースのセレクションを受け、1次の約300名から3次の30名に残り、合格しました。

でも、そこまでを支えていたのはスピードと身体能力です。上のカテゴリーに行った瞬間、それだけでは通じなくなりました。そこで初めて、慌てて頭を使い始めた。

合格は、スタートラインを変えるだけです。ゴールを変えません。



3年後に差をつけているもの

私は14歳の頃、年代別の日本代表で久保建英、菅原由勢、中村敬斗、瀬古歩夢、谷晃生と同じ合宿で寝起きしました。

彼らに共通していたのは、小学生・中学生の頃から、自分の現在地を俯瞰し、最適解を言葉にし、自分で決断できたことでした。目標を決めて、そこから逆算して、必要なことを積み上げる。それが当たり前にできていた。

14歳の久保は私にこう言いました。「敵が右から寄せてきているんだから、左足に出さないとダメでしょ」。判断の理由を、その場で言葉にできる。

あのとき差がついていたのは、技術ではありません。解像度です。



落ちた側にも、同じ問いがある

3年後に差をつけているのは、合否ではなくこの解像度です。そしてこれは、受かった子にも落ちた子にも、同じくらい問われます。

受かった子には、「何が評価されて受かったと思う?」。落ちた子には、「何を伸ばせと言われた?」。どちらも、結果を自分の言葉に変換する作業です。

これができる子は、次の一年の使い方が決まります。できない子は、受かっても落ちても、同じところで止まります。



家庭でできることは、一つだけ

合否の直後ではなく、少し時間を置いてからで構いません。

受かったなら、「中学ではどこを伸ばしたい?」。落ちたなら、「この半年で、何を一つ変える?」。

どちらも、未来に向いた問いです。過去に向いた問い(なぜ受かったのか、なぜ落ちたのか)は、このあとでいい。先に未来を聞くと、過去の振り返りが自然に付いてきます。



まとめ

12歳の選考は通過点であって、判定ではありません。Jリーグの新人研修参加選手の半数以上が大学経由であり、トレセンも年度ごとに見直されます。

3年後に差をつけるのは、合否ではなく、自分のプレーを説明できるかどうかです。受かった子にも落ちた子にも、同じ問いを渡してください。


WiRMでは、セレクション対策から進路の相談、いまのやり方への率直な意見まで、LINEで無料相談を受け付けています。「うちの子には何が足りないのか」「この時期に何をさせるべきか」といったことでも構いません。気になる方は、LINEからご登録ください。

WiRM Soccer について

お子さんの「今」を数値で見える化し、成長に伴走します

お子さんの状態を数値で見える化し、心と技術の両面から成長に伴走します。まずはどんなサービスか、のぞいてみてください。

サービス紹介ページへ移動します

LINEで無料相談

ここまでは一般論です。お子さんのことは、直接お聞きください

記事に書けるのは、どのチームにも当てはまる話までです。実際に何が足りていて何が足りないのかは、お子さん一人ひとり違います。

WiRMでは、セレクション対策から進路の相談、いまのやり方への率直な意見まで、LINEでお受けしています。代表の桂陸人が直接お答えします。まとまっていない状態のままで構いません。

登録・ご相談はすべて無料。友だち追加だけでも大丈夫です。

LINEでサッカーレベルを無料診断