サッカーの進路を子どもが自分で決めるには|GKとフィールドで迷った小4の事例
「キーパーもフィールドもやりたいと言っているが、このままでいいのか」「進路は親が決めたほうがいいのか、本人に任せるべきか」。ジュニアサッカーの保護者の方から、よくいただくご相談です。
親が「どちらかに決めなさい」と言えば、話は早く終わります。ただ、親に言われて決めた場合と、子どもが自分で納得して決めた場合とでは、その後の取り組み方が変わります。
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この記事では、GKとフィールドプレーヤーのどちらに進むかを自分で決めた小学4年生の事例をもとに、子どもが自分で進路を選べるようになるための関わり方を紹介します。
事例1:GKとフィールドで迷っていた小学4年生が、自分で結論を出した
この受講生は、ゴールキーパーとフィールドプレーヤーの両方に本気で憧れていました。小学生のうちは珍しいことではありません。
面談では、まず本人の希望をそのまま聞きました。そのうえで、次の3つを説明しました。
- ジュニアユース以降の進路がどうなっているか
- セレクションでは実際にどんな点を見られるか
- 両方を続けた場合、それぞれの練習量がどのくらいになるか
コーチから「どちらかにしなさい」とは言っていません。判断に必要な情報を伝えただけです。
しばらくして、本人からこの言葉が出てきました。
「二刀流は楽観的すぎたかも」
小学4年生が、自分の希望を客観的に見直し、自分で方向性を決めることができました。
事例2:「どうせ負ける」と考える自分を認めた小学4年生
同じ学年の別の受講生は、振り返りの中でこう話しました。
「相手が強い時はどうせ負けると考えるのではなく、絶対に勝つという考え方に変える」
前向きな発言ですが、大切なのは前半の部分です。「相手が強いと、どうせ負けると考えてしまう」という自分の弱さを、本人が先に認めています。
子どもは自分の弱いところを隠しがちです。弱さを認めることができると、「では、どうするか」という具体的な対策を考えられるようになります。
進路を子どもが自分で決めたほうがよい理由
うまくいかなかったときに、原因を自分で考えられる
親やコーチに決められた進路でうまくいかないと、「言われたからやった」と原因を他人に向けやすくなります。自分で決めた進路であれば、うまくいかなかった理由を自分で考え、次の行動を決めることができます。
自分で決める経験は、サッカーの上達にも必要
サッカーは、上のカテゴリーに進むほど、自分で判断する場面が増えます。小学生のうちから、情報を集めて、比べて、自分で決める経験をしておくことに意味があります。
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